16×32のLEDマトリクスを2つ繋げて16×64にしてみた
はじめに
前回、16×32のLEDマトリクスを使って文字の横スクロールを実現しました。
kuracux.hatenablog.jp
しかしLEDマトリクス1枚だけでは一度に表示される文字数が2文字と少ないです。
日本語表示も出来ました、いい感じですね。 pic.twitter.com/aSCV04sVDT
— クラクス (@kuracux) 2019年4月27日
そこで今回は16×32のLEDマトリクスを2つ繋げて16×64にする方法を説明します。
準備物
前回の記事に追加して以下のものが必要です。主にパネルとその電源まわりのものとなります。
- 16x32 RGB LED マトリックスパネル
- 2.1mm標準DCジャック⇔スクリュー端子台
- スイッチングACアダプター 5V2A
- ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-オス) 10cmセット
配線
上記パネル購入時に付属されていた制御用ケーブルで接続するだけです。
電源ケーブルは前回同様の接続で良いです。
実行
前回記事のコマンド例のオプションにある 「--led-cols=32」を 「--led-cols=64」 に変えるのみです。
sudo ./scrolling-text-example --led-no-hardware-pulse --led-rows=16 --led-cols=64 -s 3 -l 1 -f bdfファイルのパス -C 0,206,209 表示する文字列
おわりに
すでに1つのパネルで表示することが出来ている場合は
- 制御ケーブルを繋ぐ
- コマンドのオプションを変える
だけで2つのパネルを表示すること出来るので実現しやすいと思います。表示領域が増えるのは見やすくていいですね。
一方で、ここまで実現した際に問題点が1つ浮上します。それは電源ケーブルまわりについてです。次回はそちらに関して触れていきたいと思います。