16×32のLEDマトリクスを2つ繋げて16×64にしてみた

はじめに

前回、16×32のLEDマトリクスを使って文字の横スクロールを実現しました。
kuracux.hatenablog.jp

しかしLEDマトリクス1枚だけでは一度に表示される文字数が2文字と少ないです。

そこで今回は16×32のLEDマトリクスを2つ繋げて16×64にする方法を説明します。

完成品


準備物

前回の記事に追加して以下のものが必要です。主にパネルとその電源まわりのものとなります。

www.switch-science.com

  • 2.1mm標準DCジャック⇔スクリュー端子台

akizukidenshi.com

  • スイッチングACアダプター 5V2A

akizukidenshi.com

  • ブレッドボード・ジャンパーワイヤ(オス-オス) 10cmセット

akizukidenshi.com

配線

上記パネル購入時に付属されていた制御用ケーブルで接続するだけです。
f:id:kuracux:20190519150734j:plain
電源ケーブルは前回同様の接続で良いです。

実行

前回記事のコマンド例のオプションにある 「--led-cols=32」を 「--led-cols=64」 に変えるのみです。

sudo ./scrolling-text-example --led-no-hardware-pulse --led-rows=16 --led-cols=64 -s 3 -l 1 -f bdfファイルのパス -C 0,206,209 表示する文字列

おわりに

すでに1つのパネルで表示することが出来ている場合は

  • 制御ケーブルを繋ぐ
  • コマンドのオプションを変える

だけで2つのパネルを表示すること出来るので実現しやすいと思います。表示領域が増えるのは見やすくていいですね。
一方で、ここまで実現した際に問題点が1つ浮上します。それは電源ケーブルまわりについてです。次回はそちらに関して触れていきたいと思います。