MacのOSアップデートでgitが使えなくなった
概要
- MacのOSアップデートでgitが使えなくなった
- コマンドを実行したら解決
発生した事象
MacのOSアップデートを久々に行なったところ、gitが使えなくなった。gitコマンドを実行してみると下記のエラーメッセージが表示された。
sh: line 1: 4356 Bus error: 10 /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/usr/bin/xcodebuild -sdk /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/Platforms/MacOSX.platform/Developer/SDKs/xxxx.sdk -find git 2> /dev/null git: error: unable to find utility "git", not a developer tool or in PATH
対応内容
1. こちらの記事を参考に、下記のコマンドを実行。ただし、これだけでは問題解決せず。
sudo xcode-select -s /Applications/Xcode.app/Contents/Developer sudo xcodebuild -license
2. こちらの記事を参考に、下記のコマンドを実行。これにより、gitが利用可能に。
sudo xcode-select -switch /Library/Developer/CommandLineTools
おわりに
問題が発生して検索してみたところ、日本語での記事があまりなかったので記事にしてみました。同じような状況になった人の参考になれば幸いです。
触覚フィードバック付き仮想ボタンを作ってみた
はじめに
M5Stack Core2が発売されました。
www.switch-science.com
これまでのM5Stackシリーズと比較しても様々な点でパワーアップしていますが、個人的に注目したのがタッチスクリーンと内蔵振動モーターです。
本記事では、タッチスクリーンと内蔵振動モーターを活用した、触覚フィードバック付きの仮想ボタンを作成したので紹介します。
触覚フィードバックとは
最近ではスマートフォンでも活用されており、iOSにおいてはロック画面からカメラやライトを起動する際、また設定のオンオフを押した際のフィードバックに利用されています。触覚フィードバックを実現することで、視覚的な情報のみならず触覚によっても変更したことを伝えることができ、なおかつボタンに活用することで実際にボタンを押した際の感覚に近づけています。
M5Stack Core2は触覚フィードバックを実現することに適しているなという考えもあり、今回作成しました。
完成品
触覚フィードバック付きの仮想ボタンを作りました。画面をタッチするとボタンの描画が変わり、内蔵のモーターが振動します。動画ではボタンを押したり離したりすることでBluetooth接続したもう1つのM5Stackの表示を切り替えています。 #M5Stack_CORE2 pic.twitter.com/qmg2TqWjvU
— クラクス (@kuracux) September 8, 2020
画面をタッチすると、画面に下記の変化が起こります。
- ボタン描画の変更
- 振動を与える
これらによって、実際のボタンを押したときの感覚に近づけています。
なお、今回はボタン部分のみのソースコードを下記に示します。
寝落ちした時のために部屋の電灯を指定時刻に消すようにしてみた
はじめに
最近夜が冷え込んできたこともあり、布団に入りながら本を読んだり動画を見たりする機会が増えてきました。 布団は暖かいのでついついそのまま寝落ちしてしまい、目が覚めるとまだ午前3時。電気をつけたまま寝たことで睡眠の質が悪く、結果としてその日のパフォーマンスが落ちてしまうなんてことがあるかと思います。私も電気を消すことさえ忘れなければ・・・と何度思ったことでしょうか。
そこで今回は、寝落ちした時のために指定時刻で部屋の電灯を消すようにしてみたのでご紹介します。
続きを読むiOS13のショートカットとNFCタグを使ってiPhoneからM5Stackを操作する
はじめに
朝起きたら深夜のうちにiOSのアップデートが自動的にされていて、私のiPhoneがiOS13.1.2になっていました。画面を開いてみると「ショートカット」というアプリが自動的に追加されていました。
apps.apple.comまた、先日こちらの記事にてショートカットとNFCタグを使って実現しているのを見ていたこともあり、せっかくインストールされたなら何か試してみたいなと思いました。 reliphone.jp
ということで今回はタイトルにもありますが、iOS13のショートカットとNFCタグを使ってiPhoneからM5Stackを操作できるようにしたいと思います。
続きを読むM5StickC Yun Hatのサンプルコードを動くようにしてみた
はじめに
先日、M5StickC Yun Hatを購入しました。雲の形をしており、気温、湿度、気圧の計測が可能で、なおかつフォトトランジスタとLEDがくっついている製品です。
M5StickC Yun Hatを試してみました。サンプルコードでは気温、湿度、気圧が表示できました。 pic.twitter.com/x5125Bt0GI
— クラクス (@kuracux) September 14, 2019
M5StickC Yun Hat(SH20,BMP280,SK6812)m5stack.com
さっそく動かしてみようと思い、公式のサンプルコードを持ってきて実行してみました。 github.com
しかし、そのままでは以下のようなエラーが出て動きませんでした。
Guru Meditation Error: Core 0 panic'ed (LoadProhibited). Exception was unhandled.
本記事では、こちらの問題への対応について記述しますが、別のケースでもたまに間違えてしまいそうな内容だと思ったのでご紹介します。
※YUN.inoに記載がありますが、Adafruit_BMP280についてはインストール済みであるという前提です。
Maker Faireに初めて参加した感想【Maker Faire Tokyo 2019】
はじめに
本記事は2019年8月3日(土)、4日(日)に東京ビッグサイトにて行われたMaker Faire Tokyo 2019の参加した感想です。私は8月4日(日)に参加しました。
Maker Faire Tokyoとは?
公式サイトからの引用です。
続きを読むMaker Faire Tokyo(メイカーフェア・トウキョウ)は、誰でも使えるようになった新しいテクノロジー(カードサイズで3,000円で買えるコンピューター、センサー、3Dプリンター、ロボット、AI、VRなど)をユニークな発想で使いこなし、皆があっと驚くようなものや、これまでになかった便利なものを作り出す「Maker」が集い、展示とデモンストレーションを行うイベントです。